バチェロレッテ私的感想〜既存の枠組を軽々と飛び越えていく令和的女性像の確立
※最終回まで見た感想です
※ネタバレ注意
バチェロレッテ、アフターローズまで拝見。
いやーーー素晴らしかった。
あのEDを上手く昇華させた萌子さん、男性陣、制作スタッフ、また付いて行った視聴者も素晴らしい。
バチェロレッテも、男性陣も、あの方々でよかった。
本当にお疲れ様でした。
1日明け、ある程度腹落ちさせられたのでつらつらと感想を。
番組全体の構造への考察が中心です。
ほんとは「あのコウコウさんが…」とかやりたいけど恋愛noobだからね!(咽び泣き)
1,旧来の枠組をぶっ壊した爽快感
バチェロレッテという枠組の中で、1人の人を選べなかったあのエンディングが好意的に受け入れられたのは、視聴者側のジェンダー観・人権意識の変化があるように思います。
①誹謗中傷事件の多発による視聴者側のリテラシー向上、②恋愛リアリティーショーへの不信感、③自立した女性像への憧れ、④個性尊重の社会的な流れ
別にエビデンスも統計もないですが、肌感覚で大きく分けると以上の4点でしょうか。
昨今、誹謗中傷による自殺やテラスハウスの休止など、恋愛リアリティーショーに対する不信感が社会的に大きくなっています。
炎上し誹謗中傷が相次いだバチェラー3でも文春砲で「ある程度の演出がある」旨を報道されました。
大前提ですが、恋愛リアリティーショー全般で押し出される「恋愛」は歪で不自然なものです。
本来プライベートである筈の自身の恋愛模様を、バラエティーとして消化させなければならないのですから出演者にとっては大きな負担となります。見せられる部分も一面的ですしね。
わたし自身、バチェラー・バチェロレッテを楽しんでいる時、「他人をコンテンツとして消費しても良いものか」と微妙な罪悪感を抱えながら視聴していました。そもそも他人の恋愛を覗き見すること自体、お行儀が悪いことなんですよね。見ちゃうんですけど……
その中で出てきたのが、萌子さんでした。
ぶっちゃけ、個人尊重・フェミニズムと、恋愛リアリティーショー番組の思想には合わない方です。
自分自身を作り上げなきゃいけないはずの番組で、萌子さんは嘘をつかずに向き合っていました。
この姿勢は本来の恋愛のあり方で、至極自然なことなんですよね。
古いジェンダー観を持つ恋愛リアリティーショーの中で、既存の枠組を飛び越え、自身や男性と向き合い、我が道を行く姿が本当に爽快。
エンディングも、個人的には納得感のあるものでした。
バチェロレッテ自身がバチェロレッテという番組ののアンチテーゼになっている構造が、非常に令和的でよかったです。
Twitterで「結婚するなら自分らしさを曲げなきゃいけないこともある」というようなツイートを見かけました。確かに一理あります。しかし、相手を尊重すること、結婚すること、自分らしくあることって両立できるはずなのです。
でもこれ、続編どうするんだろう。ノーローズが主流になってしまうと、バチェラー・バチェロレッテという番組は成り立たなくなってしまいますよね。
……まあそれはそれでいいのか。
わたし個人としては、出演者皆が幸せになることが一番のDDオタなので、そこらへんも時代に合わせて変化していけばいいなと。アマゾンさん頑張って。
2,出演者としての責任を全うした男性陣/自分の人生に対して誠実であろうとしたバチェロレッテ
アフターローズセレモニーも大変良かったです。
マラカイさんや藤井くん、サーファーさんがちょい叩かれてるけど、個人的には的を射た発言をしていたと思います。
「恋愛であっても出演者としてのルール・規範を守る必要があるのでは」「バチェロレッテの責務は選ぶことだ」という考えは、ルールを守った出演者から当然出てくるように思います。
曲がりなりにもバチェロレッテという枠組を使った萌子さんには答える義務がある。
視聴者的にも疑問を持つ部分でもありましたから、だから叩かないで……わたしファーストインプレッションのサーファー好きなんすよ……(私情)
私情はおいといて。ボーイズは皆、ボーイズなりにこの物語をうまく昇華させようとアフターローズやその後のインスタで動いていたのが素敵でした。
番組を成立させなきゃいけないという義務感を持っているボーイズ達がいたからこそ、萌子さんが萌子さんたりえたし、あのエンディングができたのではないでしょうか。
ボーイズ達の質問に対して、「枠組みがどうあっても、自分自身・ボーイズの人生に対して誠実であるべきだ」と返した萌子さんは、やはり途方もなく萌子さん。
彼女は、バチェロレッテという番組ではなく、自分自身や男性たちに真剣に向き合っていました。
誰も傷つけたくないという思いが人一倍強いせいか、誰も選ばないという選択をして、その重みを背負った萌子さんの覚悟と不器用さが出ているように思います。
男性陣と萌子さんの対比、そこから男性陣が萌子さんに共感・理解する図が美しい。
3,萌子さんもボーイズもみんな幸せになってほしい(語彙力)
萌子さん自身の覚悟が現れたアフターローズでしたが、萌子さんはずっと萌子さんのままでした。
変化してないからいけない、と言うつもりは毛頭ありません。
彼女は彼女なりの理想や哲学があります。
誰も傷つけたくない、自分自身で選ぶ、すべて責任を取るという意識は、彼女の凄まじい忍耐と芯の強さ、プライドから来ているのでしょう。
ローズセレモニーの時の酷くやつれた顔も、自分自身の責任で選択することの代償のように見えました。
すべてを背負い込む覚悟でいるんだろうと思うんですが、その荷物を少しでも預けられたらいいのに……結婚という形でなくても、預けられるような人が萌子さんにいてくれれば良いのに……と感じました。
傷つける可能性はあっても、人の懐に飛び込む覚悟というのも、大事なんじゃないの?という気はしないでもない。
……と、ここまでつらつらかきましたが、こんなことはきっと萌子さんは百も承知でしょう。
最高のバチェロレッテでした。
ボーイズも最高。
みんな最高でした(語彙力)。
萌子さんの良さを引き出していたし、萌子さんに良さを引き出されてもいました。
恥ずかしながら、「バチェロレッテという枠組の中で、このエンディングをどう消化すればいいんだ」と悩みましたが、何回か見直してようやく腹落ちしました。
これは、1人の女性の恋愛ドキュメンタリーであり、男性の成長譚で、バチェロレッテによる恋リアのアンチテーゼでした。
素晴らしい作品をありがとうございました。
バチェロレッテ私的感想〜「自分自身といかに向き合ってきたか」が勝負の分かれ目?〜
※ネタバレ注意
※見た人向け
※4話時点での感想です
バチェロレッテ、見ました。
いやーおもしろかった!!!
萌子さん自身素敵な方ですし、ボーイズひとりひとりが演者として魅力的な人間ばかりだったので大変楽しめました。学ぶところが多すぎる。
このわくわくを他者と共有したいのですが、いかんせんわたしには友達がいないので、ひっそりせこせこ感想を書き連ねようと思います。
1. バチェロレッテ・萌子さんのパーソナリティ
まず、バチェロレッテ・萌子さんご自身のパーソナリティーが素晴らしい。
立ち居振る舞い、声をかける時のセンス、気遣い、ロジカルな考え方……。
過去バチェラーの良いところ(くぼりんのホスピタリティーの高さ、りんたろーの明るさ、友永氏の素直さ)がうまくミックスしているように思います。
また、人生を一緒に走ることができるパートナーを探そうとしている点も素敵。媚びない強さが見ていて清々しいです。
少し心配なのは、彼女が強すぎるということ。
大体の人間は彼女より弱いので圧倒されます。彼女くらい強い人というのは、どのくらいいるんだろう……。
彼女は、問いかけの多い人間でもあるので、その問いかけに対して自分なりの回答(すなわち、「自分自身」)を持っておく必要があります。
果たして運命の人は見つかるのでしょうか。
2. 2話〜4話のボーイズ選考基準について
4話まで拝見し、彼女の選考基準が、過去バチェラーと様相が違うように感じました。
過去バチェラーの場合、その人の容姿や属性で序盤振り落としにかかっていましたが、バチェロレッテではマインドやメンタル、人間としてのあり方を見る向きがあります。
女性の水着が序盤のメインとなったバチェラーと、体力勝負がメインとなったバチェロレッテの違いでしょうか。性差ですね……。
事実、彼女の男性への質問は、「バチェロレッテとどのように向き合っているのか」「あなたはどういう人なのか」が中心です。
この質問には、「今まで自分自身と誠実に向き合ってきたか」という問いも内包されています。
自分と向き合わなければ、自分自身のパーソナリティもわからないし、相手とも向き合うことができません。
「ボーイズ本人が、これまで自分自身と誠実に向き合ってきたか」が選考時に大きなウェイトを占めているにように思いました。経験値は財産という表現でもみてとれます。
3. 1000人斬り藤井さんと、「自分のあり方」について(考察と憶測を織り交ぜながら)
「自分のあり方」を追求する萌子さんの特徴的なエピソードのひとつとして、藤井さんとの1on1デートが挙げられます。
2人が己の将来像やあり方について語り合う中で、萌子さんが「わたしが質問をしてもはぐらかされているように感じる」と残念がっていました。
しかし、彼ははぐらかしているのではなく、それまで己のあり方や将来像について考えたことがなかっただけではないか、と個人的には感じました。
彼は、イベントオーガナイザーという職業所以か、「今ある環境をいかに盛り上げ、心地よくするか」を考えておちゃらけるスキルが高いです。
過去のインタビューを見ていても、明るいじぶんのことを集団がうまく回る潤滑剤として使っており、常に他者の視線を意識しパフォーマンスをしているような印象を受けました。
同時に、自分自身の、自分自身に対する内省をすることなくきたのかな……とも感じました。
事実、萌子さんとの問答を通して、彼は「僕は自分のことを知らなかったのだ」と悔恨する場面があります。おそらく、彼は他者からの反応に対しては敏感ですが、だからこそ自分自身の声を聞くことに対しては鈍くなっていたのではないでしょうか。
誤解をして欲しくないのですが、これって集団の中に属しているとよくあることなのです。
他者からの評価や視線を受けて、コミュニティに合うじぶんを作り上げる経験、ありません?
楽だし心地良いのですが、自分自身はどうありたいか、の彩度が低くなりがちです。
むしろ、(萌子さんのカウンセリング能力の高さが彼を導いた部分はありますが)「自分は自分のことを知らなかった」と気づけた藤井さんは本当に素敵だとわたしは思うのです。
周りの雰囲気を落とさないため「イケメンな顔が台無しになっちゃう」と最後までおちゃらける姿はみていてつらかったですが、ローズくんの腕の中で「力を出しきれなかった」と素直に吐露するシーンにこそ、彼のバチェロレッテにおける学びが詰まっているように感じて、泣いてしまいました。
4. 萌子さんは誰を選ぶのか?
さて、これまでのことを踏まえて、萌子さんが選んだ人をかれこれ1日考えているのですが、全く検討がつかない……。
ボーイズは皆魅力的です。
独断と偏見なのですが、コウコウさんは黒幕、スーツの人と料理人くんは仲の良い幼馴染みポジションで、画家さんはちょっと偏屈な天才、ローズさんはアイドルポジ、マラカイさんは助っ人外国人、金融くんは男友達の友達という印象です。
これがゾンビ映画だと、萌子さん以外全員死ぬなという予測がつくのですが、バチェロレッテですからね。
インタビューで「愛を育んでいる」という表現をしていたので、ギャルゲー目線で考えると友達エンドも濃厚な気がします。
少し気になるのが、萌子さんが男性陣に対してカウンセリングをしているシーンが多いということ。
バチェラーやバチェロレッテなど、人間性を相対評価される(他者と比較し順位付けされる)場において、
「いかに自分自身を深いところまで伝えられるか」≒「いかに自分にとって悲しい話や重い話ができるか」になりがちです。
本当は≠のはずなんですけどね。
もちろん、悲しいことや辛いことを乗り越えた経験というのは、人間性に深みを与える要因になりうるのですが……。
人にお話をする際は、そこには自分なりの内省や相手への配慮がなければ、ただの相談や吐露になってしまいがちです。あと、萌子さんに自分の良いところを探してもらおうとしがち。萌子さんにぶん投げ過ぎ。
「カウンセラー萌子先生による人生相談」番組で終わるのではないかと少し心配しています……。
皆にとって良い旅路になれば良いなと願うばかりです。
「性的」「モテ意識」といった偏見から解放されたい人間による宇崎ちゃん騒動の雑感
わたしはなんの専門家でもないただのオタクです。
昨秋宇崎ちゃんが炎上した時点では、「まあでも絵だし……創作物の女性に何言ったって」くらいの感覚でいたのですが、宇崎ちゃんを批判していた一部の方が、とある企業広告の女性の服装を同様のトーンで叩きのめしていたのを見て薄ら寒くなりました。あれ、もしかして地続きだったの?と。
Twitterで感情を吐露しまくっていたのですが、どうせだから頭の整理も兼ねてまとめてみようと思い、筆を取った次第です。ただ単に宇崎ちゃん騒動について語りたいだけ。
どちらかというと、わたしたちのファッションの話です。手早く書いたので結構感覚的な文章ですが、ご了承ください。
※ちなみに「掲示やめろ」「オタクの血はいらない」「売血」「〇〇という理由で掌返し」「フェミニストは表現規制派」「フェミニストはいらない」なんて発言は、どれも論外なので本稿で扱いません。自分たちの正しさを示したいにしても、言葉が丁寧でない人たちを相手にするのは意味ないです(ブーメラン)。
1.第一弾の宇崎ちゃんのポスターは性的・女性蔑視的な表現といえるか?
→判断しかねるが、「女性蔑視的かどうか」を単純に女性性の強調や構図等に見出すのは難しいと思う
ぶっちゃけ、わたしはアニメや漫画が大好きなので、自分の感性がフェアである自信がありません。だから、問題あるともないとも判断がつきかねます。
ただし、よく見かける「女性蔑視的な意識で描かれたかが問題なのだ。女性性の強調や構図、表情を見ればわかる」という意見には待ったをかけたい。
この「女性蔑視的な意識」の判断ってそんな簡単にできるものじゃないように思います。
良い例かはわかりませんが、表現の仕方や受け取り方の違いについて、(わたしの大好きな)バチェラーという番組を挙げて説明します。
バチェラーでは、男性を巡って女性同士が「女の戦い」をするという構図が意識的に作られています。
わたしはこの演出については「女性蔑視的で古いな」と度々感じていました。しかし、とあるフェミニストの方が「最終的に女性が男性を選ぶ物語なので実にフェミニスト的だ」と書かれており驚きました。
そういう考え方もあるのかと納得すると同時に、一つの作品に対してここまで違う解釈ができてしまうのですから、「性的」「女性蔑視的な意識」の基準というのは曖昧なのだとも感じました。
各人の思想や歴史的背景によってこの判断基準は変わるものなので、「女性蔑視的かどうか」を単純に女性性の強調や構図等に見出すのは危険なように思います。
2.他者の偏見や不合理から解放されたいはずのフェミニストたちが、偏見や不合理を再生産しているのではないかという違和感
もちろん、今までの歴史を鑑みると女性性の強調が女性蔑視的であるといった考えを持つことは理解できます。そのような感想を発信することも自由です。当たり前ですね。
ただ、個人的に「女性性の強調は女性蔑視的である」「この服装はTPOに反している」という意見がフェミニスト側から安易に出てきているのは危険だと感じます。
ここから本題(前置き長い)
思えば、我々のファッションというのは長く偏見に縛られていました。
「その服は女性らしくない」「男を誘うためにそんな服着てるのか」「ヒール・革靴を履くのはTPOだ」「女性のナチュラルメイクはモテ、男性の化粧なんて気持ち悪い」「年相応ではない」……
さまざまな偏見や不合理、外圧に晒され、性と服、服と自分の関係性(ひいては自分自身のあり方)をうまく築けない人は、今でもたくさんいます。その痛みをフェミニストの人たちはよくわかっているはずです。
しかし、最近になって時流が少しずつ変わってきました。ジェンダーレスファッションやメンズコスメの台頭、ファッションの多様性への寛容さ、KuTooの隆盛……。
デザイナーやモデル、フェミニスト、企業の方たちの不断の努力により、ようやく他者の偏見や不合理を介在せず、自分たちの意思で服を自由に選べる時代、そして自分の意思で着たものがゆるやかに受容される時代がもうそこまで来ているのです(ぺこぱじゃないよ)。
それなのに、フェミニストを名乗る側が「性的で誘っている」「女性蔑視的である」という曖昧な基準で特定の服装や表現を叩きのめそうとしている。
「〇〇は性的で男を誘っている」「成熟した女性なら〇〇を着るべき」といった偏見や不合理から解放されるために、不断の努力を続けてきたんじゃなかったのか。
フェミニスト側によって偏見や不合理の再生産が行われているのであれば、これは悲劇です。
表現や思想、身体、服装にバリエーションがあるということ(各々の意思が尊重されること)は我々の自由にとって、重要である筈。
個人的に、ボディーラインに沿ったニットやミニスカートでフェミニンなオシャレを楽しむことも、ジェンダーレスな服を着ることも、自分にとって心地よい服装を選ぶことも、自分の意思で自由に選択しているのであれば全て尊いものだと考えています(この「自由さ」には、当然、服装によってなんらかの危害、性被害が加えられないことも含まれます)。
女性性の強調を安易なセクシズムといって糾弾することの方が、よっぽど女性の多様な生き方を否定することにならないでしょうか。
また、このような批判が、巡り巡って我々女性の首を絞める可能性があるということを、もう少し深く考えるべきではないかと思います。
ユニクロでQoLが爆上がりしているという話
注意:個人差あり!
オフィス用の服と部屋着の半分を、ユニクロが占める位のユニクラーです。ちょうど今セール中なので、購入後QoLが爆上がりしたユニクロ商品たちを紹介していこうと思います。
①ユニクロのフリースパジャマ
ユニクロ|ディズニー ホリデー コレクション フリースセット(プー・長袖)|WOMEN(レディース)|公式オンラインストア(通販サイト)
今回はくまのプーさんとコラボ。ふっかふかで、初めて袖を通したとき、思わず声が出てしまいました。それくらい肌触りが良いです。
暖かさも折り紙付き。わたしは 一昨年からユニクロのフリースを愛用していますが、これにヒートテックを組み合わせることで、京都と東京の2月をエアコンなしで過ごすことができました(実証済み)。
一人寂しくひもじい時も自分自身を抱きしめられれば大丈夫。そんな商品コンセプトがあったのかもしれませんね(適当)。
ユニクロ、あったけえ……あったけえなあ……。
また、洗濯機に突っ込むガバのプーさんな扱いをしても大丈夫。他ブランドのお高め部屋着だとこうはいきません。部屋着は躊躇なく洗えてこそじゃあありませんか。ズボラ人間の救世主。
これでお値段1,990円。安すぎない?
《ユニクロフリースの洗い方》
ふわもこの肌ざわり!フリースのお手入れ方法|TODAY'S PICK UP|ユニクロ
②シームレスショーツ
ユニクロ|ウルトラシームレスショーツ(ヘザー・ヒップハンガー)|WOMEN(レディース)|公式オンラインストア(通販サイト)
「あれ?今日私履いてる?」ってなる危険なパンツ。縫い目がなくすべすべ。触ってみたらわかる。極上の履き心地。
わたしは肌があまり強くないので、ゴムの入ったパンツだとかぶれて痒くなってしまうのですが、これに変えて痒みから解放されました。
これで1000円以下はすごすぎる!(ワ〇ールだと似たような下着が1500円くらいします)
下着のラインが出ないので、着物や浴衣着るときにもいいかも。
③ドライソフト系
ドライソフト〇〇シリーズは着心地が抜群。ほんのり光沢のある生地感で、高級感があります。チャチャっと洗えるので、トレーニングウェアでも部屋着でもいける。
わたしからは2つオススメを。
・パンツ
ユニクロ|ドライソフトスウェットパンツ|WOMEN(レディース)|公式オンラインストア(通販サイト)
ジム用のパンツとして大活躍しています。素晴らしいのが、ポケットにチャック付いてるところ。ドリンクを買うための小銭や、糖分補給のための飴ちゃんがしっかりしまえます。
速乾性があるので、ヨガに最適。
あと、ラインが綺麗だから美脚に見せてくれます。
・パーカー
ユニクロ|ドライソフトスウェットプルパーカ(長袖)|WOMEN(レディース)|公式オンラインストア(通販サイト)
この冬買って良かったものNo.1。
今年トレンドの袖がちょいワイドに広がったデザイン。袖や身幅は大きめだけど、丈は短めなので、コーディネートのバランスを取りやすいです。
トレンドを押さえながら、スマートに着られる服があるのがユニクロの良いところです。
わたしは最近ロングの小花柄ワンピースに重ねてカジュアルダウンさせて着ています。めっちゃかわいい。
⑤レーヨンブラウス
ユニクロ|レーヨンボウタイブラウス(長袖)|WOMEN(レディース)|公式オンラインストア(通販サイト)
洗えるブラウス系。何年か前から、ユニクロでは「ハタラクユニクロ」()っていう会社員向けの特集を組んでいます。レーヨンのブラウスはよく掲載される商品の一つ。
ファッション誌でも頻繁に登場する商品なので、OLさんには馴染み深いかもしれません。
上のドット柄やボウタイは現在のトレンドど真ん中。それで1,990円。会社員の強い味方です。
私はボウタイのベージュを購入しました(ドットは去年購入済)。
でもユニクロさん、シンプルなラウンドネックのブラウス、今年も出して欲しいなあ……。
⑥チェックのナロースカート
(上は私のブラウスとスカート)
ユニクロ|チェックナロースカート(ハイウエスト・丈標準71~74cm)|WOMEN(レディース)|公式オンラインストア(通販サイト)
これ、もうないやつなんですが、マジで色違い再販して欲しい。
2018年のものですが、ユニクロのスカート史上1番のかわいさ&履きやすさ(※あくまで私見です)
巻きスカート風で、足捌きが楽。シルエットも綺麗で足が細長ーく見える最強スカートです。
2020SSコレクションには、似たようなものすらなかった……まあもう出ないんでしょうね……大事に使います。
他にもたくさんあるのですが、今日はここまで。
みなさんもユニクロでオススメの商品があったら教えてください。
【バチェラー3 ネタバレ感想】バチェラー3はシャレにならん鬱ゲー、でもコンテンツとしては最高
※注意!
本記事はバチェラー3の一個人(アニメオタク寄り)の自由な感想です。
ネタバレ含まれるから、Prime会員になってバチェラー3を見よう!(全部見るのが面倒ならトークスペシャルとエピローグだけでも)
バチェラーはいいぞ。地獄だけど。
追記→今見たら酷い表現がいくつかあるので消すかも(20201102)
10月25日にEP9、EP10、10月26日に真の最終話が配信されましたね!
有料動画配信サービスのコンテンツにもかかわらず、Twitterのトレンドに上がる盛り上がり(炎上)っぷり。
二次元オタク界隈でも「Nice boat」「今期最高の鬱アニメ」「どうせみんないなくなる」と一部で(主に私の中で)話題になっています。
まあなんていうか、地獄。しんどい。悲しい。
主に最後に配信された3話分。
一応、衝撃の展開と銘打たれていたのでいろいろ考察もしていたし覚悟もしていました。
中盤以降、バチェラー恒例の「献身的に愛を捧げてくれる女性」か、「自分が愛する女性」かの選択になっていたので、「最後のローズセレモニーで誰も選べなかったが、愛する女性を忘れられずお付き合いする……」というエンディングが妥当かな……と予想していました。
いやまさか、
「献身的に愛を捧げてくれる女性」を選び、
ローズどころか婚約指輪まで渡しお付き合いを始めたにもかかわらず
「自分の愛する女性」を忘れられなくて、
バチェラー3終了後、日本に帰ってすぐにアプローチ(※1)
→「献身的に愛を捧げてくれる女性」と婚約破棄、その後すぐに「自分の愛する女性」と付き合い始める
なんていう、予想の斜め上をトリプルアクセルで飛び越えるNice boat紛いのエンディングだとは思わなかった。
バチェラーやめてくれ!俺だってかばいきれないよ!(声:オリラジ藤森)
他にも、
・この「献身的に愛を捧げてくれる女性」は、バチェラー参加以前に婚約破棄をした過去があり、バチェラーによって二度婚約破棄させられた形になること
・最終回前にバチェラーカップルがプライベートで海外旅行をしている場面の盗撮(※2)写真が出回ったことで、図らずもこの鬱展開が台本ではなくリアルに起きていると証明されたこと
・(意地悪な私見ですが)ガールズ達には強さを求めるにもかかわらず、バチェラー自身の器の狭さや弱さ、自分本位な面や迷走具合がクローズアップされたこと
などの周辺状況から、このエンディングの地獄みが増す訳です。バチェラー3は鬱ゲー。
ゲームだったら修正パッチや追加コンテンツ、FDが出るんですけど、amazonさんまだですかね?
もちろん、恋愛リアリティーショーという番組の性質上、誰かが傷付くことは避けられません。
ただ、S1とS2のバチェラーは、女性への気遣いもあり、演者としての画面映えを意識していたためか、プロレスとして楽しめました。
最後も素直に諸手を挙げて「おめでとう」と言えた。
その点、S3はこじらせにこじらせきった結果、モヤモヤした気持ちが残り、素直に祝福することが難しいEDとなってしまいました。
最後のトークショーで、一度は恋したはずのバチェラーに対してガールズが向けた表情よ……。
でも、話題性のある「語りたくなる」バチェラーだったので、前作と比べると大いにSNS上でも盛り上がりました。
バチェラーへの怒り(悪口)とか
https://twitter.com/favorite__mr/status/1187750344635420672
バチェラーへの嘆き(悪口)とか
バチェラーへの共感(悪口)とか
まあ、私の場合主に悪口ですけど。ごめんねバチェラー 。
ここまで話題になれば、コンテンツとしては大成功でしょうね。だれがここまでやれと言った。辛い。悲しい。発散させないとやってけない。ツイートが止まらない……。
あゝ自分の業の深さよ。amazonの掌の上で転がされまくってます。
ほんと、とんだモンスターコンテンツです。
鬱だけど出演者みんな人間臭くて魅力的なんですよね……視聴者は水田さんの幸せを願って風林火山に行こうな……
ということで、amazonさん、コンプリートブックかFDを待ってます。
……悲しい感想ばかりじゃあれなので、最後に個人的に良かった点にも目を向けようと思います。
まず、今回結ばれた女性はバチェラーに対してきちんと物をいえるであろうということは、個人的に救いだなと思えるポイントです。。
「野菜は苦手」「神戸じゃないと嫌」「整理整頓できない」「自立した女性がいい」「忙しいから家事はお願い」「支えてほしい」「苦難はあるけどついてきてほしい」という君お母さん探しにきたの?と言いたくなるようなバチェラーに対して「えっなんで?」と物申す女性は彼女しかいません。
バチェラーの子供な部分をビシバシ矯正してくれるのはあなただけです、どうかよろしくお願いします(誰目線)。
何より一番良かった点は、女性陣が魅力的だということ。
最初から最後まで自己研鑽を怠らなかったアスリート野原、
どこまで泣かせるジンジャーエール水田、
一挙一動顔名前全てがかわいすぎるよ天使まりあ、
圧倒的顔面偏差値を誇るぶどう農家岩間
見た目はかっこいいけど一番かわいくて人間らしいDJ中川、
自由人でユーモア溢れるマーメイドしおみん……
あと田尻さんは良いぞ。
顔も良く、それぞれ個性的で、キャラゲーとしてのレベルがめちゃくちゃ高かった。
あなた達の強さや気遣いが本当に救いでした。
本当に楽しませてもらいました。胸いっぱいの感謝を伝えたいです。ありがとう。
おねがいなんでみんな幸せになってください。
※1
バチェラーはケジメだと言っていたけど、彼女がいる時に、別の女性に会いに行き、「好きでした、一緒にいてくれてありがとう」と伝えるのはアプローチだと思うのでアプローチって書いてます。
※2
プライベートの盗撮はマジでダメ、絶対
あっくん大魔王様は調理の仕方で千変万化する期待の新星だ
勝手にVTuber紹介①
フゥーッハッハッハ、
モニターにいる、下等生物の皆様、ごきげんよう
謙虚なのか偉そうなのかよくわからない挨拶、インパクトと愛嬌を併せ持つ姿、VTuber仲間からも愛される人柄……。
そう、あっくん大魔王様である。
まだ、登場して1ヶ月ほどしか経っていないにも関わらず(初投稿は2018年1月7日)、チャンネル登録者数は既に1万人を超える。まさに期待の新星だ。
コラボ活動にも熱心で、VTuberグループ「天魔機忍」に所属、VTuber個人勢の中でも不思議な存在感を見せる。
その人気の訳は何なのか。今回は、そんな愛すべき大魔王様の魅力の理由に迫りたい。
1.キャッチーでキャラクターに幅がでる名前
コンテンツを生成する時、「名付け」は、キャラ設定や言動、今後の動画方針にも関わる重要な行為になりうる。彼の名乗りを見てみよう。
「我が名はあっくん大魔王」
……
小さくかわいらしい子供を想起させるあっくん
おどろおどろしい大魔王
大魔王様、どうしてこれらをくっつけようとしたのですか(由来を知ってる方、教えてください)。僭越ながら、一下等生物的には、不思議なセンスです。
ただし、大魔王様の名付けはコンテンツ製作者の戦略的に正しい。
理由として、①インパクトがあること、②動画やキャラクターに幅がでること が挙げられる
順に説明していきたい。
①インパクトがある
名乗っただけで出落ちする(定番の笑いになる)のは1つの利点である。
正反対のものを組み合わせると、奇妙な可笑しさを感じさせる名前となる。Mr.Childrenやブラックマヨネーズと類似した名付けの手法だ。
数多くのVTuberが登場する中で、少しでも多くの人に見てもらうには、最初に目にするもののインパクト(名前やモデル、サムネイル)はとても大切なのだ。
②動画やキャラクターに幅がでる
「あっくん」という間の抜けた(日本中のあっくんさんすみません)かわいらしいキャラクター、威厳・風格を感じる「大魔王」というキャラクター。ギャップは大きいが、その分キャラ設定に幅が出て、多少ガバガバでも、逆にそれが愛嬌になる。
どちらのキャラクターも使えると、動画に幅が出て、VTuber界隈での立ち回りがかなり楽になる。
エゴサーの姫・ミライアカリちゃんとあっくん大魔王の会話がわかりやすい。
ツイートのリンクはこちらhttps://twitter.com/a_box_land/status/963253334172839936
威厳(?)ある大魔王的立ち回りと、ヘマをしたことに対してヘタれるあっくん的立ち回り。
こういった言動が許され、笑いになるのは、「あっくん大魔王」という名付けにも起因するのではないかと私は推察する。
最近、似たような名付けをしたVTuberは、深雪ちゃん(ディープブリザード様)だろうか。
みんな、深雪ちゃんはいいぞ。
2.「ヘタれ魔王」キャラで絡みやすい雰囲気
上述した「名付け」によるキャラの幅、本人の人柄や人徳も併せて、「ヘタレ魔王キャラ」として認識されているあっくん大魔王様。
魔王なのにヘタれる、誰と一緒でも違和感のない、絡みやすいキャラクター性は、コラボや視聴者によっていくらでも面白くなれるVTuberだといえる。
例えば世界初男性VTuberのばぁちゃる氏。
【世界初?!】男性バーチャルYouTuber ばあちゃる - YouTube
「動画以外完璧な男」「世界初しか取り柄のない男」など、散々な言われようだこの前の生放送、本当に最高だったよばぁちゃる先輩。
彼の凄いところは、VTuberで一番「イジられ」体質であるところ。いじられ役といえばばぁちゃる氏。このキャラクターを確立させたのは、本人ではなくどちらかというと視聴者なのだけれど、この立ち位置は本当においしい。
イジってくれるVTuberや視聴者がいる限り、ばぁちゃる先輩は永遠にイジられ、永遠におもしろい。飽きられにくい。
大魔王様は、また立ち位置が少し違うのだが、イジりやすさ、絡みやすさには似たものを感じる。
本人が初回の動画で「こんなやつがいてもいいかな」とおっしゃっていたが、まさにその通り。
天魔機忍コラボ動画では、しっかり者の3人に対して、窓を割ったことを自慢げに話したり、情けない声を出したりと、3人にイジられながらも存在感を示した。
あっくん視点PUBG
【第1話】天魔機忍のPUBG【大魔王視点】 - YouTube
ニーツちゃん視点PUBG
【第1話】天魔機忍のPUBG【ニーツ視点】 - YouTube
ニーツちゃん視点のOPは必見!
もちろん、天魔機忍が最高すぎたこともある。コラボ次第ということは否めない。
しかし、あっくん大魔王様は、そのキャラ設定から、コラボ相手によっておもしろさが変わるのではないかと、天魔機忍のコラボ動画を見て確信した。世界観が作られすぎていない(しかし、ないわけではない)から、どのVTuberもコラボしやすいように思う。
3.純粋に動画が面白い
大魔王様の一発目の動画をご覧いただいた方はあることに気づくかもしれない。
あっくん大魔王、バーチャルYoutuberになる - YouTube
そう、字幕の使い方が最初からうまい。
視聴者が突っ込むであろうところに字幕を入れることで、自分からネタにしていくスタイル。ねこます氏の最初の動画を思い出させる。
最後に
他にも人気が出た理由として、参入当時魔王系が少なかった時期の良さ、純粋な動画の面白さも当然挙げられるだろう。
これからVTuberコラボや生放送は間違いなく増える。VRチャットの普及から、VR空間のオフ会なんてものも今後1年以内に行われるだろうと予想される。
そんな中で、生き残るのは大魔王様みたいな絡みやすく長けたキャラ設定のVTuberではないか。
様々な大魔王様が見られるのではないかと、今から楽しみでならない。
大魔王様の愉快で楽しいご活動を、一下等生物として陰ながら期待したい。
あっくん大魔王
チャンネル
Twitter @A_BOX_LAND
Vtuberに一般論から定義付けを図ることに意味はあるのか
注意! これはあくまでしがないVtuberファンの私見です。
ご意見は下のツイッターまで。待ってまーす。
書いてみた。Vtuberの定義付けに意味なんてあるの?というお話。久々のブログ執筆だからとっちらかってる(校正してない)けど、文章化するとなんとなく自分の頭で整理がつくような。またときどきかこ。 https://t.co/CgtKqGpKjq
— スイミングプール (@favorite__mr) 2018年2月14日
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「こんなのVtuberとは言えない」「これはVtuberといっていいのか?」
Vtuberの「定義」に関する議論をVtuberやそのファンの間でちょくちょく目にするようになった。
これに関しては、すら(TwitterID:@bluesura)さんがVtuberの定義に関する様々な意見を綺麗にまとめてくださっているので参考にされたし。
そもそもバーチャルYoutuberって何?定義って何? - すら の気まぐれに書くブログ(@bluesura)
正直、概ね同意見だが、あえて本稿では、「そもそも一般論としてVtuberの定義付けをする意味はあるのか?」について述べていきたい。
これについて、私は以前からツイッターで言及している。
私は、バーチャルYouTuber市場の参入障壁は低ければ低いほどいいと考えていて(市場内の競争で界隈の多様化及び質の底上げになるから)、「バーチャルYouTuberはかくあるべき」という風に全体的な定義付けをすることに反対なんですよ、持論だけど
— スイミングプール (@favorite__mr) 2018年2月10日
こんなVtuberがいいと思って、各人が見る動画を取捨選択するのは当然消費者の自由なのでいいと思う
— スイミングプール (@favorite__mr) 2018年2月10日
でもでも、各人のバラバラな定義を果たしてVtuberの一般論として採用するのは、参入障壁を無為に高める行為ではないかと考える
なにをやってもいいんですよ
ただでさえ高い参入障壁が高くなると自由競争がなくなって特定の視聴者のみ残り質も低下する。
— スイミングプール (@favorite__mr) 2018年1月26日
なので視聴者が「設定ブレる奴はダメ」みたいなよくわからん選民意識持って参入しづらい空気感作り始めるのはよくない。
競争の中で淘汰されるのであればわかるけど、最初から入りづらいのは………
ツイートを要約すると、そもそも一般論から定義付けする意味なんてなくね?てか定義付けできなくね?定義付けはVtuber市場の縮小に繋がるんじゃね?みたいな感じである(適当)。
もちろん、好みはある。取捨選択や見る見ないは視聴者の自由である。己の中で「こうあってほしい……」と思うことは当然あるだろう。
しかし、そもそもVtuber自体、今黎明期で、市場が急速に広がっているから、一般論で定義付けというか市場確定なんてしようがない。
タダでさえ技術的・金銭的ハードルが高いVtuberの参入障壁を定義付けによって更に高めてしまうと、Vtuber市場で自由な競争が行われなくなり、多様性が失われコンテンツの硬直化を招いてしまうのではないか。
少し話はそれるが、例えば初音ミクが一大コンテンツを築いたのは、コンテンツ自体が重層的で度量の深いところに起因する。
初音ミクは、機械音声を生かした楽曲だけでなく、人間と変わらないような調整を施した楽曲、バラード、ロック、アイドル系、シュールギャグ、アイロニー、ゲスな下ネタまでなんでも歌いこなす。その姿を多様な絵柄で様々な絵師が描き出す。
初音ミクと一言で言えども、人それぞれ自分だけの「初音ミク」を見つけ出し、作り出すことができた(ここ重要)。
Vtuberも同じように、人それぞれ自分だけの「Vtuber」を見つけ出し、作り出せるような多様性を持てば、長く続く一大コンテンツになるだろう。
そのような意味で、黎明期である今、新規参入を阻害しかねない画一的・一般論的な定義付けはコンテンツの発展にとって望ましくない。
現状の「名乗ったもん勝ち」で問題ないと思われる。
結論
参入障壁を下げたねこます氏
(けもみみおーこく国営放送 - YouTube)をはじめとした個性あふれる個人勢の功績は本当に大きい。
だからこそ、Vtuberを愛する一視聴者としては、Vtuber界隈が大きく盛り上がることを願ってやまないし、視聴者としてもそのような振る舞いを心がけたい。議論自体は面白くて楽しいのだが、定義付けをすることで既存Vtuberや新規参入しようとする方々が萎縮してしまうことにならないようにしたい。
補足および雑感
・基本的に、公正かつ自由な競争は消費者及び事業者・供給者、コンテンツにとって利益があると考えている。なので参入障壁を無為に高める行為はあまり歓迎していない。
・もちろん、参入後ちゃんとやっていけるかは別問題。純粋に質が低いものは競争の中で淘汰されていくだろうとは思う。
・昔「これは初音ミクじゃねえ!」みたいな議論が散見されたけど、案外無視してみんな作り続けてた感あるよね
・1月27日のくるみちゃんのツイート(もう消えてしまったけど)は真理であると思う。定義は定義でしかないのだ。くるみちゃん復活待ってます。